特に「税務」につきましては特殊な業務となっておりまして、「税務を深堀りする」という会計事務所の根幹に関わる業務に触れ始めた時になってはじめて「興味・関心」だけでは立ち入ることができない「プロフェッショナルの道」の存在に気付くスタッフが複数おります。

 

例えば「支店利益税という税金がありますが、日米租税条約を使うことで免除になると聞きましたが本当ですか?」という質問を受けた際、下記(リンク)のような資料を参照して「〇〇の第〇〇項の〇〇に〇〇とあり、その〇〇は日米租税条約の第〇〇条の〇〇項の〇〇という部分によって〇〇だから・・・」というような回答をする必要があり、そういったことを日常的に社内で議論をして税務の深堀りを行っています。

 

https://www.law.cornell.edu/uscode/text/26/884

 

https://www.treasury.gov/resource-center/tax-policy/treaties/Documents/japantreaty.pdf

 

 

もちろん、税務の深堀りだけではなく、起業の相談、個人・法人申告書の作成、給与計算、ブックキーピングの指導など業務は多岐に渡り、記帳(ブックキーピング)や会計ソフト(クイックブックス)の操作など、経理に近い業務を行う入社半年~1年目程度の間は、それなりに成長を実感することができ、お客様からの質問にもある程度対応できるようになるため、パズルを解くような感じでおもしろさを感じるスタッフも少なくありません。

 

しかし、上述のような「税務の深堀り」をする段階に入りますと、いきなり向き不向きが顕著になり、結果、会計税務とは全く違う道を歩むべく退職をするというスタッフを何人も見てきております。

 

 

そのため「好きこそものの上手なれ」ではありませんが、長く楽しくお仕事をしていただくためにも、上記を参照に「税務」という特殊な業務に対する向き不向きについて事前に自己分析をしていただき、その上で、依然「私は税務にも向いている」「税務のプロフェッショナルも目指したい」というモチベーションがある方は是非お声がけいただければと考えております。